パソコンなどで知られる家電製品メーカーの富士通は、業務用エアコンの製造もおこなっています。独自の技術が数多く導入されており、機能的に優れた製品が欲しいという方におすすめです。長期間にわたって使い続けることの多い業務用エアコンは、内部に汚れが溜まりやすいものです。そのままにしておくと雑菌を繁殖させることにも繋がり、室内に嫌な臭いを撒き散らしてしまうことにもなりかねません。
こうした問題を解決するために富士通の業務用エアコンでは、マジック洗浄と呼ばれる機能を採用しました。エアコンの汚れは、熱交換器と呼ばれる部分に数多く付着します。油や汚れを混ぜ込みながらカビの雑菌が繁殖し、風の流れを悪化させてしまうこともあり、省エネ性能的にも良くありません。そこで富士通では、汚れやすい熱交換器のアルミフィンに、親水性のあるアクア樹脂をコーティングしました。
これらはフィルターでキャッチするのが難しいのですが、親水性があることでフィンに付着し、結露水によって汚れを浮かせてはがし取ることができます。後は冷房ドライ運転の終了後に送風運転を行うことで、余分な湿気を乾かすことができるという仕組みです。この技術は10年以上も続くため、設置してから長期間にわたって業務用エアコンの性能を保つことができます。いくら機能的に優れた製品でも、内部が汚れて熱交換効率が悪化してしまうのでは意味がありません。
富士通の製品は安定して長期間使い続けたい方におすすめです。