天井カセット形業務用エアコンの特徴

by:

エアコン業務用生活/暮らし

業務用エアコンには様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。そのため、業務用エアコンを導入する際はそれぞれの特徴を十分に理解した上で最適なタイプを選択することが大切ですが、オフィスや店舗で導入されているのは主に天井カセット形と呼ばれるタイプです。天井カセット形は、本体と配管類を全て天井に埋め込むタイプの業務用エアコンです。室内からは化粧パネルしか見えないため、室内の雰囲気を損ねることなく導入することができます。

また、フィルター部分が吊り下げ式となっているので、メンテナンスを楽に行えるのも特徴です。一方で、比較的大がかりな工事が必要なので設置費用が高くなりがちで、床から5m以上の位置に設置すると足元まで気流が届きにくくなるというデメリットがあります。また、天井カセット形にも様々な種類があり、搭載されている吹出口の数が異なります。最も主流となっているのが4方向吹出口タイプで、室内全体にくまなく気流を送ることができます。

加えて、人感センサーや自動フィルター掃除機能といったオプションが豊富に用意されているのも4方向吹出口タイプの特徴です。2方向吹出口タイプは、吹出口が2方向の長方形タイプです。4方向吹出口タイプと比べると気流が偏りやすいものの、照明に沿って設置できるというメリットがあります。1方向吹出口タイプは、気流が偏りやすいという短所がありますが、シンプルなデザインで部屋のコーナー部分や下がり天井に取り付ける場合に最適です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です